お知らせ

　春先から花粉の飛散量がぐんと増えて、花粉症の人には辛い時期となります。
この時期は花粉症対策として、徒歩での外出や屋外での運動を控えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、運動不足も花粉症を悪化させる要因となるため、適度に運動をすることは重要です。厚生労働省からも、花粉防御をした上で行う軽い運動などは、花粉症対策のセルフケアとして推奨されています。

　　　　　
花粉症を悪化させる要因には、外的要因と内的要因があります。
外的要因は、花粉飛散量の増加や、大気汚染などが挙げられます。内的要因は、ストレスによる自律神経の乱れや、体力低下による免疫力の低下などが挙げられます。適度な運動は自律神経の働きを調整するとともに、免疫力を向上させるため、花粉症の悪化を防ぎます。花粉症への正しい対策を知り、適度な運動に努めましょう！

　　　　　
花粉の飛散する時期は、以下のポイントに注意して運動に取り組みましょう。
〇マスクをする
〇眼鏡をかける
〇帽子をかぶる
〇帰宅時の行動について
運動を終えて家の中へ入る前に、玄関外で帽子や衣類についた花粉を払って、花粉を室内に持ち込まないように心がけましょう。また、帰宅後はすぐに水での洗顔、うがい、手洗いを行いましょう。
〇運動の時間帯について
一般的には昼12時～15時頃と、18時前後に花粉の飛散量が多くなるといわれています。よって、運動する際はその時間を避けて行いましょう。

　　　　　
【まとめ】
・運動不足により、花粉症が悪化する可能性もある
・適度な運動は自律神経を整えて免疫力も向上させるため、花粉症に効果的
・運動する際にはマスク、眼鏡、帽子を身に着けて花粉防御に努める
・運動を終えたら家の中に入る前に花粉を落とし、洗顔やうがい、手洗いを行う
・花粉が多く飛散する時間帯の運動は避ける

社会福祉法人　南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター　理学療法士