2021年9月30日
入れ歯の正しいお手入れ方法を知っていますか?
使用している入れ歯が合わないと感じていませんか?
最初は合っていても、使用していくうちに口の状態や入れ歯自体の変形などによって違和感が出てきます。合っていないまま使用を続けると、痛みが生じたり歯茎や骨の変形の原因となります。また、固いものや歯ごたえのあるものが食べられなくなり、食事の楽しみや口の状態の低下にもつながります。
入れ歯は『一生もの』ではありません。少しでも違和感がある場合には、歯科医へ相談し調整をしましょう。
入れ歯の種類
大きく分けて、全体を覆う「総入れ歯」と、バネ(金属の支え)が付いた「部分入れ歯」の2種類があります。
【総入れ歯】 【部分入れ歯】
入れ歯のお手入れ方法
朝・昼・夕の食後、間食をした際はその後も洗うことが理想的です。
※入れ歯が落下した際にクッションになります。
※歯磨き粉は研磨剤を含んでおり、入れ歯を傷つけることになりますので避けましょう。
※熱いお湯は変形やひび割れの原因になりますので避けましょう。
洗浄には「入れ歯専用のブラシ」を使用します。なければ硬めの歯ブラシなどで代用します。
③水を入れた蓋つきのケースで保管しましょう。
※入れ歯は乾燥に弱いので、水は入れ歯が隠れるようにたっぷり入れましょう。
入れ歯洗浄剤には「総入れ歯用」と「部分入れ歯用」があります。
間違ったものを使用すると金属部分の黒ずみにもつながりますので、使用する入れ歯に合ったものを選びましょう。
就寝中は口内の雑菌が1日のうち最も繁殖しやすい時間帯であるため、寝る時は外して入れ歯洗浄剤に浸しておくのがおすすめです。
注意
熱湯で洗ったり漂白剤につける、乾燥させることは、変色や変形、破損のもとになるので避けましょう。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
特別養護老人ホーム 南東北ロイヤルライフ館