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サツマイモの甘煮

 ◎効用◎
・炭水化物の代謝を促すビタミンB1を比較的多く含むので、エネルギーを燃焼しやすくなっています。加熱に弱いビタミンCですが、サツマイモの場合、加熱による損失が少ないのも特徴です。
・食物繊維では、便量を増やす効果の高いセルロースを多く含んでいます。便秘改善や血中のコレステロール低下作用、血糖値をコントロールする働きがあるので、大腸がんや動脈硬化、糖尿病予防にも役立ちます。
・サツマイモの切り口からにじみ出る樹脂状の白い液体ヤラピンには、便をやわらかくする作用があり、食物繊維とともに便秘改善が期待できます。

     
 mr2017.11.24 1.jpg☆材料(4人分)☆

サツマイモ    300g(2~3本)
金時豆(水煮)  150g
砂糖        30g
みりん       15g
塩        ひとつまみ
しょうゆ      5g

     
 ★作り方★
①サツマイモは輪切りか半月切りにする。
②鍋にサツマイモがかぶるくらいの水と砂糖、みりんを入れ、落とし蓋をして火にかける。
③沸騰したら火を弱める。サツマイモが柔らかくなったら金時豆を入れて5分ほど煮る。塩、しょうゆを加え煮汁が少し残る程度に煮る。

     
 調理のポイント
サツマイモの旬は9~11月頃までですが、貯蔵してからある程度水分の蒸発した1~3月頃のものが最も美味しいといわれます。また、紅イモは眼精疲労に効果があるアントシアニン含有量が多く、ベニハヤトはカロテン含有量が多いのが特徴です。
サツマイモの加工品「蒸し切干」は、100gあたり5.9gもの食物繊維を含んでいるので、便秘気味の人やおやつとしておすすめです。手軽に食べられるので常備しておくと良いでしょう。

参考:【食の医学館】小学館
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 栄養管理担当