お知らせ

介助の基本

1.介助をする時は同意を得ること!!!
ok2021.3.31 1.png被介助者(介助を受ける人)に必ず声かけをしてから介助を行いましょう。急に介助を行うと、被介助者に恐怖心を与えて身体がこわばったり、不快な思いを抱かせてしまうことがあります。必ず声かけをして、これからどんな介助をするかを説明し、同意を得てから介助を始めましょう。

     
2.介助は安全を最優先に
介助を行う時、安全に行うことが重要です。介助の効率を優先したり、早く実施しようとすると、とても危険です。介助方法がいくつかある場合、一番安全な方法を採用し実践しましょう。

     
3.介助の際、体に触れる力加減は優しく
高齢者になると骨粗鬆症により骨がもろくなるため、力加減を強くすると骨折してしまうことがあります。また、皮膚は弱くなるため、指先でつかむと皮下出血などあざになったり、表皮剥離の原因になります。
なるべく触れる面を大きくし、優しく触れて、支えるときは下から支えましょう。

     
ok2021.3.31 2.png4.介助しても自分で動いたと思えるようにする
被介助者の身体の動きを考え、無理のない一番動きやすい動作を行えるように介助し、自分で動いたと思えるような手伝いをしましょう。被介助者の自然な身体の動きを無視した介助は、被介助者を主とした介助にならないので、注意しましょう。

     
5.介助は体調や身体の状態に合わせる
体調や気持ちは日々変化します。身体能力や被介助者の気持ちを確認して、体調に合わせて介助しましょう。自分でできる事を尊重し、気持ちに寄り添ってできないところだけを介助しましょう。

     
被介助者を主として考えることが、身体介助において重要なことです。介助される側の気持ちになって考え、安全に丁寧な介助を行いましょう。
以上5つのポイントを参考にして、安心してもらえる介助を行いましょう。


社会福祉法人 南東北福祉事業団
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南東北日和田デイサービスセンター