お知らせ

知ろう!学ぼう!脳卒中① ~寒くなってきた時こそ注意!~

<寒くなってくると、脳卒中が起きやすい>
冬の訪れを感じるこの時期、寒くなると血管が収縮して、血流が悪くなったり血圧が高くなったりします。そんな時こそ脳卒中は起きやすいのです。
今回は脳卒中について学んでいきましょう。

     
<脳卒中とは?>
脳卒中は頭の中の血管におこる病気で『がん』『心筋梗塞』『老衰』に次いで、日本人の死亡原因の第4位です。
また、介護が必要になってしまう原因第1位の病気でもあります。(令和元年人口動態統計月報年計(概数)の結果より)
脳卒中には、脳の血管が破れて出血する『脳出血』『くも膜下出血』と脳の血管が詰まる『脳梗塞』があります。

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<脳卒中は後遺症により生活が不自由になる場合も>
一度発症し後遺症が残ってしまうと、完全に治すことが難しい病気です。

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<脳卒中は早期発見が肝心!心当たりがあったらすぐに119番通報!>
・下図のような症状があったらすぐに119番通報!
・「いつ、どこで、どんな状況であったか」を医師などに正確に伝えること。
・一時的な症状であっても、また発症する可能性があるため、すぐに相談を。
・早期に発見し的確な治療を受ければ、回復する可能性が高く後遺症も残りにくくなります。
・本人だけでなく、周囲の関係者も身体の変化に気をつけましょう。

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参考資料::学療法ハンドブック シリーズ②脳卒中【日本理学療法士協会】

     
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士