お知らせ

お口の健康は、万病を予防する!?①

口腔・嚥下機能について知識を深めよう!
認知症を予防しよう!

     
 近年、口腔・嚥下機能と認知症は関係が深く、歯周病による慢性的な炎症が認知機能の低下と関連することが報告されています。
そこで、認知症を予防するためにも、口腔嚥下機能そして栄養について学んでいきましょう。

     
◆健康の土台となる栄養と嚥下
高齢者の低栄養や口腔機能の低下(オーラルフレイル)が全身の虚弱(フレイル)や筋肉の減少および機能低下を引き起こすことで、健康寿命に影響を与えることが分かってきています。
健康に年齢を重ねるためには、噛む・飲み込む機能の低下を予防することと運動が大切です。

     
◆オーラルフレイルとは

or2023.3.8 1.png

or2023.3.8 2.png
・全身の虚弱(フレイル)予防のためには、運動の源となる栄養が必要です。※特にタンパク質の摂取が必要です。
・必要な栄養を十分摂るには、摂食嚥下機能(噛む・飲み込む)が必要です。

     
◆摂食嚥下機能のセルフチェック

or2023.3.8 4.png


・反復唾液嚥下テスト

or2023.3.8 3.png
喉ぼとけの上に指を添え、唾液を飲み込み、30秒間で3回以上喉が指を乗り越えて飲めるかチェックしてみましょう。
3回以上であれば、飲み込みの機能は保たれています。

     
参考資料:理学療法ハンドブック 栄養・嚥下編【日本理学療法士協会】

     

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士