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2009.4.24 橋本静昌顧問のひとりごと〜お花見同行記〜

 桜の開花が今年も全国的に早いとのことで、当南東北福祉センターの各事業所も車の配車や日程調整に大忙しだった。しかし、お彼岸以降の天候は不順で4月初旬の花見は桜の蕾も硬く、急遽満開となって見頃になっていた「梅」の花見に変更したりもした。だが、4月8日(水)頃になってからの天候は、春の陽気を通り越し初夏を思わせるような日々が続き、ここに来て一気に開花本来の花見日和となる。この時季は新入職員の出番となり、利用者さんと同行することによって、お互いコミュニケーションが取られることから、専ら桜の花見は新人職員の初仕事となる。
 今年も一緒に花見に同行したが、満開の桜より利用者さんの満面の笑顔が素晴らしかった。屋台で求めた酒の肴や、焼きそば、たこ焼き、それに持参した弁当をも食べ、食欲の旺盛さが見られた。
 待ちに待った今日を皆様体全体で喜びを表現され、スタッフも一緒に喜びを分かち合い、花見の余韻に浸りながら元気に帰所する。
 今夜は、満開の桜と利用者さんの笑顔を思い出しながら、まだ、初夏のぬくもりが残っている中、冷たいビールをいただくことにする。
 明日もまた、最高の花見日和であることを祈りながら、もう一本!!
蛇ヶ森(郡山市日和田町)H21.4.11撮影 花木団地(郡山市)H21.4.12撮影

お花見について
 日本の半分以上の地域では桜の開花時期が4月と、会社や学校などの年度始めや学校の新学期と重なる。ただし、日本列島は長く、新年度以前の春休みの3月に桜が開花する九州・中国地方・四国地方、5月に開花する東北地方や北海道などの一部の地域はこの限りではない。しかし、近年では地球温暖化や気候変動の原因で、1990年代以降桜の開花が2002年を皮切りに記録的に早まってきており花見の習慣にも時季の変化がみられるようになってきているようだ。
 また、夜に花見をすることは夜桜(よざくら)を見るまたは夜桜見物と呼ばれ、桜にしかない独特な習慣である。開成山公園(福島県郡山市)など一部の名所では夜桜のためライトアップされている。
開成山公園の夜桜1(郡山市)H21.4.12撮影 開成山公園の夜桜2(郡山市)H21.4.12撮影 平成21年春場所 福島県内1本桜番付表\

社会福祉法人南東北福祉事業団


総合南東北福祉センター


顧問 橋本静昌

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事務課 伊澤孝夫