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2009.12.8 南東北病院グループニュース 骨粗鬆症シリーズ 骨粗鬆症といわれたら!?

骨粗鬆症シリーズ The Bone Series
骨粗鬆症(Osteoporosis)といわれたら!?
骨粗鬆症とは?
 骨粗鬆症とは、骨の量(骨量:こつりょう)が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。閉経後の女性や高齢者に多くみられます。脊椎(せきつい)が潰れたり変形したりすると背中の痛みや腰痛が起こり、大腿骨(だいたいこつ:股の付け根)の骨折で歩けなくなります。骨粗鬆症の初期では、痛みなどの自覚症状はないことが多く、骨折によって初めて骨粗鬆症がわかる場合もあります。高齢者の骨折は寝たきりの原因のひとつとなるので、骨粗鬆症の予防と治療は重要です。

骨粗鬆症になりやすい人は・・・?
・女性
・遺伝
・小柄な人ややせている人
・偏食や過度のダイエット
・運動不足
・タバコを吸う
・過度の飲酒
・骨折したことがある
・病気
 肝臓や腎臓の病気がある場合
 甲状腺機能亢進(こうじょうせんきのうこうしん)がある場合
 胃を切除した場合
 副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンの薬を長期間服用している場合

骨粗鬆症の治療方法・・・?
3つの治療方法
・食事療法
・運動療法
・薬物療法
※食事療法と運動療法を基本としながら、薬物療法を組み合わせることで、骨を強くして骨折を防ぐようにします。

次回:骨粗鬆症予防〜食生活の見直し〜

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
事務課 伊澤孝夫