2010年5月14日
福島県観光情報 Fukushima-tour information
大桑原つつじ園おおかんばらつつじえん(須賀川市)
大桑原つつじ園は、福島県のほぼ中央に位置する須賀川市にあります。4月下旬〜6月上旬 にかけ、小高い2つの丘と1つの畑(約1万坪)に、約100種のつつじ(躑躅)が約3000株、約50種の西洋石楠花(せいようしゃくなげ)が約2000株、約50種の芍薬(しゃくやく)は、約5万本を中心とし丘一面のパノラマで花々が咲き乱れる自然と地形を生かした観光植物園です。
今から約三百数十年前、会津藩(現在の 会津若松市)の大名御一行様が 江戸に旅行(参勤交代だと思われます)の帰り道に休憩するため立ち寄りました。休憩のお礼として、自分のお屋敷に植えようと買い求めていた「江戸土産のつつじの小苗」数本を大桑原つつじ園の先祖である庄屋渡辺宗一郎氏がいただきました。そのいただいた「つつじの小苗」が余りにも綺麗だったので、増殖したことが始まりだといい伝われています。現在は、逐次増殖して大小約1万株のつつじが見事な花を咲かせ、最も古い樹は「江戸錦」で、300年を経過しています。
有限会社大桑原つつじ園
福島県須賀川市大桑原竹の花13
◆見ごろ
つつじ 5月中旬
しゃくやく 5月下旬
しゃくなげ 5月上旬から下旬
◆有料公開期間
4月下旬〜6月初旬 午前8時〜午後6時
◆入園料
大人500円 (中学生以上)
子供150円 (小学生のみ)
※20人以上の団体は2割引となります。