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2010.6.1 坂井施設長のひとりごと 2010.6月号

平成22年5月のゴールデンウィーク中の出来事!!

 連休が終わりました。私の連休は、愛犬の比呂が体調を崩し、様子を見ながらの家の中の片付けで終わりました。
約3週間前、急にてんかん発作を深夜起こしました。あわてました。死んでしまうのではないかと思いました。家族を起こし、私は病院に電話し、息子は車の用意をし、夫と娘は比呂のそばで見守りました。今考えれば5分ぐらいの出来事だったと思います。先生と連絡が取れ、てんかん発作だろうとのことで今後起きた場合の対応の仕方を教えていただきました。それから、3回続きしばらくお薬を飲むことになりました。その後は、頭がボーとしているため、今までできていたことができなくなりました。
昨日まで出来ていたことが出来ない。病気になったという原因がわかっていても、少し経つと「何も出来なくなってしまった。」とぼやきが‥‥
 出来ていたことが出来なくなる。本人(犬)にとって、何がなんだかわからず、だるい、歩くことが出来ないと困惑した様子が見えました。犬なりに戸惑っているのでしょう。周りで見ていて、ただ悲しくなります。今、人認知症で戦っている義母のこともあり、私自身この先の自分の姿を想像してしまい、暗〜い、悲しい、気持ちになりました。
 私の仕事は、『これからどう暮らしたら良いか悩んでいる人』と『その介護で悩んでいる家族』の方々のお手伝いです。改めて、今自分がしなければならないことを考え実行していきたいと思います。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
特別養護老人ホーム 南東北ロイヤルライフ館
施設長 坂井 貴子