2010年6月13日
福島県観光情報 Fukushima-tour information
阿武隈川沿いの景勝地 稚児舞台 (二本松市（旧安達町）)
JR東北本線安達駅から福島交通（上川崎行き）乗車し、市坂バス停を下車。進行方向すぐの十字路を右折して、しばらく歩くと「稚児舞台」の看板があります。阿武隈川渓流沿いの奇岩絶壁の「稚児舞台」は、源義家が阿武隈川にさしかかったとき、岩上で稚児が舞いを舞って見せたことに由来しています。義家は稚児の姿を近くで見ようと川を渡ったところ、馬もろとも落下、馬は死んでしまいました。しかし、源義家は少しのケガもなかったといわれています。落下した馬の跡が岩に残ったとされるのが稚児石で、花崗岩の岩床の上に淡褐色の馬の横倒の形とも見えるものがある。あたりは稚児桜（ユキヤナギ）の名所でもあり、春の訪れとともに白い可憐な花が渓谷に咲き彩る風景は美しいです。初夏にかけてはフジの花、秋は色とりどりの紅葉と四季にわたって自然美が岩肌を飾る景勝地です。
アクセス：ＪＲ東北本線 安達駅より
問い合わせ先：安達町観光協会
電話：(0243)23-9024
