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2010.9.1 佐藤施設長のひとりごと〜パソコンがやってきた!!〜

今回は、私の実家の両親についてのお話です。
 私の両親は、もともと機械関係が苦手な方で、新しい物(携帯電話やデジカメなど)は、操作方法を覚えるのに一苦労。そして、それを使うとなると更に一苦労といった感じです。
実は、そんな両親が、この度、パソコンを購入しました。私の勧めもあって、始めはしぶっていたようですが、いつかは欲しいと言っていたので、思いきって買った方がいいのではということで購入に至りました。
しかし、案の定、パソコンの初期設定は業者の方に設定してもらったものの、いざ使おうと思っても「クリック?」「ワード?」「シャットダウン?」「カーソル?」と、話しをしていても頭の中が「???」だらけ。予想はしていたけど、1からではなくゼロから覚えなければならないといった状況でした。
私は、仕事帰りに実家に寄り、基本的な操作方法を説明したりしましたが、ゼロからのスタートということだけではなく、進み(覚え)具合も非常に緩やかなペースでした。私も、同じ説明をする度に「さっきも同じ説明をしたでしょ」と強く言ってしまっている自分がおりますが、後で、今まで全くパソコンに触れたことがないんだから仕方ないかなと思うようにしております。(と、自分に言い聞かせています。)
なんだかんだ言いながらも、普段あまり両親と会話を交わすことが少ない私にとって、会話をするきっかけにパソコンが一役買って出てくれたのだと思って、もう少しゆっくりと教えてみようかと感じた出来事でした。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
障がい者支援施設 南東北さくら館
施設長 佐藤智洋