2010年12月18日
11月末に総合南東北福祉センターから眺望出来る西の山に薄っすらと雪化粧が施され、昔から良く聞かれる「西の山が3度白くなると、里にも雪が降り、本格的な冬が到来する。」という言葉を思い出す。しかし、ここ数年は地球の温暖化で、今年は師走に入ったとたん風雨が吹き荒れたり、季節外れの温かさで雪の話は聞かれなかったが、最近3度目の西の山の雪化粧を確認し、私なりに冬に備えることに心がけたい。
師走といえば、2009年の出来事が頭を過ぎる。突然の腰痛に見舞われて、私にとっては2度目の長期休暇となった。一年で一番多忙な時に皆に心配と迷惑をかけてしまった。今年は、「災い転じて福となす」よう、日々生活面や仕事面で注意をしたり、皆には配慮をいただき、感謝の念で一杯である。そこで、今年は恩返しとして昨年の分まで取り戻そうと、専ら体調管理に専念しているところである。
今、総合南東北福祉センターの中庭や各事業所では、華やかなイルミネーションやクリスマスツリーが飾られ、皆心弾ませるこの時季、交通事故も発生しやすいときでもある。総合南東北福祉センターとしても、交通事故を初めとして、介護、医療あらゆる事故「0」を目指している。特に、これからは「飲酒運転撲滅」や「雪道走行について」の勉強会や啓発活動等を通して、徹底しているところです。
私としても、「老いては子に従え」ではなく、「老いても皆の模範となる」ように、先ず体調面を管理し、施設全体で輝かしい新年を向かえることに専念したいと思っている。しかし、「言うは安し、行うは難し」とならないように心掛けながら、今宵も百薬の長を嗜みながら、新年に思いを走らせる事にする・・・。
2010年一年間ご苦労様でした。来年も皆様にとって輝かしい年でありますよう御祈念申し上げます。
※写真は、2010年総合南東北福祉センターイルミネーション
カメラ:canon Power Shot A430
師走(しわす)の語源
日本では、12月は師走(しわす)と呼ばれている。また、「師走(しわす)」という字は当て字であり、正確な語源は分かってはいないという。
主な師走の語源としては、お坊さん(師)が仏事でお経をあげるために、東西を走り回る(馳せる)忙しさということから解釈されて「師馳す(しはす)」とされたという。そのため、「師馳す」が現代の漢字の意味も近く、古い説でもあるため有力な語源として「師走」となったと考えられています。
その他の語源としては、言語学的な推測ではあるが、「年果てる」や「し果つ」等から「しわす」に変化したなどという説もあるとされています。
※「師」という字は、「僧侶」という意味で使われています。