2010年12月31日
パソコン・テレビ・携帯電話の画面など、ついつい長時間、眺めてしまってはいませんか?あなたの気づかないうちに、目は疲労をかかえています。
パソコンを長時間使う人は特に注意
人はモニターを見るために、無意識に目の筋肉を緊張させています。緊張するとまばたきの回数が減って、目に大きな負担がかかります!
目の疲労が回復されず、負担が蓄積されると、頭痛・肩こり・めまい・吐き気などの症状を伴う眼精疲労や、ドライアイの原因になります。
ドライアイとは?
目の涙の量が少なくなったり、成分が変化することによって、眼球の表面が乾燥して、傷や障害がおきる病気です。一般的なオフィスでは、約30%がドライアイだといわれています。
1) 目を閉じ、眼球を休ませる
リラックスした状態で眼球を休ませることで涙が目に浸透し、酸素と栄養が供給されます。使われ続けていた目の筋肉も休ませることができます。
2 )温めて血行促進
約40度の温かい蒸しタオルを用意し、アイパックをします。数分間置くことで、目の周りの血行が良くなり、疲れ目に効果的です。
3) 目の調整筋肉をほぐす
モニターなど近くの物を見続けていると、眼球のレンズの厚さを調整している筋肉が疲労します。この筋肉をほぐすため、5メートル以上先の景色を20秒以上眺めましょう。
4) 眼球エクササイズ
何回か繰り返し行います。眼球を支える筋肉をほぐします
1.眼球をゆっくり上下に動かす
2.眼球をゆっくり左右に動かす
3.眼球をゆっくりぐるりと右回し・左回しする
5)ツボマッサージ
人差し指の腹で5〜 6回やさしく押しましょう。
周囲を軽くマッサージするだけでもOK
6)点眼薬を使う
ドライアイを防ぐものや、疲れ目を和らげる点眼薬を使ってみましょう。
適度な水分とビタミンなどの栄養を与えることで、疲労回復をはやめます。
目の疲れは、身体的・精神的な疲れにもつながります。この機会に、普段休むことなく
働いている目を労わって、目の健康について考えてみましょう。眼球を強く押す・目をこするのはNG!
目の違和感が長く続く場合は、医療機関の受診をおすすめいたします
財団法人脳神経疾患研究所 附属総合南東北病院(福島県郡山市)
http://www.minamitohoku.or.jp/
財団法人脳神経疾患研究所 附属南東北眼科クリニック(福島県郡山市)
http://www.minamitohoku.or.jp/eye_clinic/eye_c.html
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