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2011.1.24 施設長のひとりごと 南東北さくら館施設長 佐藤智洋

2010年の重大ニュース

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
平成22年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?天候面では、夏の猛暑とゲリラ豪雨。本当に暑い夏でした。以前は無かった「猛暑日」という言葉がテレビなどで当たり前に使われてきて違和感すらありませんでした。
その他にも、重大ニュースと言われている中には、「中国漁船、尖閣沖で巡視船と接触」「チリ鉱山事故 69日ぶり33人救出」、「「はやぶさ」世界初の旅終え帰還」などがありました。その他に「海老蔵、殴打事件」なども記憶に新しい方かと思います。
皆さんにとって2010年の重大ニュースは?と聞かれたら何とお答えになりますか?
 私にとっての重大ニュースは・・・・新しい発見!でした。何の発見かと言いますと、車のクラクションを鳴らすための押す位置です。
クラクション Horn 車のクラクションが重大?と思う方もいらっしゃると思いますが、実は私にとっては「重大」な発見でした。それまでの私は、クラクションを鳴らす時に、ハンドルの中央を押して鳴らしていました。中央を押してクラクションを鳴らすというのはけっこう難しいもので、軽く押しては鳴らず、強く押しては大きな音が鳴り、車のすれ違う時の適度な「プッ」という音がうまく出せないでいました。そのため、他の人が適度な「プッ」を出しているのを聞くと、力の加減がうまいんだなと感心していました。そんな私が、ある日、いつものようにクラクションを鳴らそうとして、ハンドルの中央を押して案の定失敗した時、妻から「なんで中央なの?下を押せばいいんじゃない。」とさらりと指摘を受けました。それを聞いた私は「???」。そうだったのか、そんな単純なことだったのかと非常に恥ずかしい思いをしてしまいました。運転を始めてから15年目にして初めて知った出来事でした。これで、クラクションが私にとっての重大ニュースであったということが、ご理解いただけましたでしょうか。
それからというもの、私も適度な「プッ」が出せるようになったということは言うまでもありません。(うまく鳴らせるからと言って、クラクションの多用はしておりませんのでご安心ください。)これからも、クラクションの適切な使用と、安全運転に注意していきたいと思います。
話は変わりますが、今年は兎年です。兎は跳ねて、先へ先へと進んでいく動物です。先へ先へと進んでいくのは、兎だけでなく福祉の世界も同様です。当施設も遅れをとることのないように、様々な動向に目を向け、更なるサービスの向上に取り組んでいきたいと思います。今年も皆様からのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
障がい者支援施設 南東北さくら館
施設長  佐藤 智洋