2011年2月25日
毎年、つらい花粉症でお悩みの方も多いのではないでしょうか?早めの対策が、花粉症を効果的に予防します。
花粉症とは
空気中に飛び散った花粉が、目や鼻の粘膜に触れることでアレルギー症状を起こす病気です。
主な症状
・くしゃみ
・鼻水、鼻づまり
・目のかゆみ、涙
・皮膚のかゆみ
・咳、のどの痛み
など
予防について
一度かかってしまうと、なかなか治らない花粉症ですが、比較的症状は予防しやすく、特に有効なのは飛散前の対策です。
最大の原因であるスギ花粉の飛散時期は2〜4月頃なので、早めのケアを心がけましょう。
花粉症の手術療法
鼻の粘膜の一部をレーザーで焼いて花粉が付着してもアレルギー反応が起こらないようにする治療方法です。しかし、粘膜は再生するので花粉症も再発します。また、発症後だと効果を発症しません。
花粉症の薬物療法
抗アレルギー薬などの治療薬は、主に発症予防に効果を発揮します。飛散開始予想が実際とずれたり、効果が出るまで時間がかかるので、予想日の2週間前から薬を服用するようにしましょう。
どの診療科を受診するべき?
・耳鼻咽喉科
・アレルギー科
・内科
目や皮膚のかゆみなど、特にひどい症状がある場合は眼科や皮膚科を受診するものよいでしょう。
花粉の飛散が始まったら・・・・・・・・・
花粉症対策の最大のポイントは、“吸わない・浴びない・持ち込まない”です。花粉に接触しなければ症状は現れないので、難しいことですができるだけ注意しましょう。
TVなどでこまめに花粉情報を入手し、飛散量の多い日の外出はできるだけ避けましょう。
1日のうちでは、13時〜15時頃の時間帯がもっとも飛散量が多いといわれています。
外出後は、洗顔やうがいを行い、衣服やペットなどについた花粉は玄関で落としましょう。
外出時は、帽子・メガネ・マスク・マフラーなどを着用しましょう。また、コートもツルツルした素材がよいでしょう。
洗濯物・布団にも注意しましょう!布団に付いた花粉は、睡眠中の症状悪化につながります。
ドアや窓をこまめに閉めて、花粉の侵入を防ぎましょう。
財団法人脳神経疾患研究所 附属総合南東北病院(福島県郡山市)
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