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佐藤施設長のひとりごと2012年1月号〜2011年の個人的重大ニュース(仕事編)〜

2011年の個人的重大ニュース(仕事編)

 2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 今回は、「2011年の個人的重大ニュース(仕事編)」ということで、私自身のお話をさせていただきます。
PCクラッシュ!! 仕事をしていくうえで欠かせない物と言えば、今の時代はおそらく多くの方が「パソコン」と答えると思います。このパソコンが昨年の私にとっての重大ニュースなのです。
2011年10月の出来事です。私が仕事で使用していたパソコンが突然青い画面のまま、シャットダウンできなくなってしまったのです。あまりパソコンに詳しくない私は、「まあ、なんとかなるだろう」と考えていたのですが、これが最悪の結果になるとは思ってもいませんでした。
 通常のシャットダウンができなかったので、とりあえず強制終了を試みたところ、電源は落ちました。「よかった。たまにあることなのかな。」と思い、電源ボタンを再び押しました。当たり前に起動すると思って軽く考えていた私は、その後の画面を見てビックリ、何度試みても以前の青い画面のままでした。おかげで私の頭の中も真っ青。この時初めて、「やばい?」と思ったのでした。
 私では手に負えなくなり事務の人に見てもらいましたが、やはり改善はせず、病院の専門部署に見てもらうことになりました。それでも、「なんとかなるだろう」とどこかで思っていましたが結果は同じ。とうとう担当者からは「中のデータはあきらめた方がいい」とショックな言葉をもらいました。当然、パソコンにはこれまでの膨大な仕事のデータが保存してあり、これが全て消えて無くなってしまうということは、私の仕事にかなりの支障をきたしてしまうことになります。原因がわからないまま、最後の望みをかけてパソコン修理専門店に行ってみました。修理できるかの診断をしてもらった結果、修理費用の見積もりが出ました。金額はなんと30万円。その金額を聞いた時に、当初考えていた「まあ、なんとかなるだろう」と思っていたのがいかに甘かったのかと思ったのと同時に、完全にあきらめの気持ちになりました。
 ということで2012年は、これまでのデータが無い分、「ゼロ」から作るという仕事の時間が増えてしまいました。もう、こうなったら割り切って「ゼロから作ってやる!」そして「どうせ作るなら以前よりもいいものを作ってやる!」と前向きにとらえるようにしています。(と強がってみました。)
 そんなスタートですが、2012年もよろしくお願いします。

障がい者支援施設 南東北さくら館
施設長 佐藤智洋