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全国糖尿病週間〜糖尿病の予防と糖尿病のチェックについて〜

全国糖尿病週間
〜糖尿病の予防と糖尿病のチェックについて〜

前回記事:全国糖尿病週間〜糖尿病について〜
       「糖尿病とは?」「糖尿病の種類」「糖尿病の三大合併症」
     http://www.kaigo-hiwada.com/blog/002608.html

糖尿病の予防
糖尿病を最大のポイントは「肥満」を防ぐことです。
 肥満の基準には、BMI(ボディー・マス・インデックス)という基準がひろく使われています。
これは病気が一番少ない体重を、統計的に割り出し、BMIが22のとき、最も病気が少ないという結果が出ています。

●あなたのBMIを計算してみよう
体重(  )kg÷身長(  )m÷身長(  )m=あなたのBMI

●あなたの標準体重を計算してみよう
身長(  )m×身長(  )m×22(標準的BMI)=あなたの標準体重(kg)

判定
18.5未満・・・低体重
18.5以上25未満・・・普通体重
25以上・・・肥満

食べ過ぎないこと、栄養のバランスをとることが大切です。
野菜はたっぷりとろう
Vegetables 野菜 野菜に含まれる食物繊維は、肥満を防ぐ働きをします。健康日本21では、国民の健康づくりのために野菜を1日に350g以上とり、このうち緑黄色野菜を120g以上とることを目標としています。
食事は決まった時間に、時間をかけて食べよう
 朝食を抜いたり、食事時間が不規則だったり、寝る前3時間の間に食べるのはよくありません。ゆっくりよくかんで、一家団らん、会話を楽しみながら、時間をかけて食べましょう。
甘いものや脂っぽいものは食べ過ぎない
 甘いものや脂っぽいものは太りやすい食品です。食べ過ぎに気をつけましょう。
ひとり分ずつ、取り分けて食べよう
大勢で大皿から食べると、どのくらい食べたかわかりづらいため、たくさん食べてしまいがちです。
薄味にしよう
 濃い味のおかずはごはんをたくさん食べてしまいがちです。素材の味をいかした薄味料理を。
ながら食いはやめよう
Four-legged tray for festive food お膳 テレビを見ながら、新聞を読みながらといったながら食いも、食べた量がわかりづらいもの。またよく味わえないため、満足感もありません。
多いときは残そう
 多いと感じたら、無理せずに残しましょう。
お茶碗は小ぶりのものを
 お茶碗を小さくすると、1膳の量が少なくなるため、食べ過ぎを防げます。
調味料はかけずにつける
 マヨネーズやドレッシングは、油が多く、太りやすい食品。お醤油などの塩分は、高血圧の原因になり、糖尿病を悪化させます。直接料理にかけず、小皿にとってつけましょう。
食品のエネルギーを知ろう
 毎日食べるものがどのくらいのエネルギーなのかを知り、食品を選ぶときや食べるときの参考にしましょう。


糖尿病にかかりやすいかどうかチェックしてみましょう。
※チェックが多いと要注意です。
□太っている
□野菜や海草類をあまり食べない
□食べ過ぎている
□朝食は食べない
□お酒をたくさん飲む
□ドリンク剤をよく飲む
Dessert デザート□おやつを必ず食べる
□運動不足である
□脂っこいものが好き
□ゆっくり休めない
□甘いものが好き
□ストレスがたまっている
□夕食が遅く極たんに多く食べる
□40歳以上である
□食事時間が不規則
□妊娠中に血糖値が高いと言われたことがある
□家族や親戚に糖尿病の人がいる

糖尿病は、かかっていることに気づいてない場合もあります。チェックもしてみましょう。
Metabo メタボリックシンドローム□このごろ太ってきた
□下腹部がかゆい
□食べても食べてもやせる
□手足がしびれたり、ピリピリする
□とても喉がかわく
□視力が落ちた気がする
□食欲がありすぎていくらでも食べられる
□立ちくらみがある
□おしっこの回数が増えて、量も多い
□甘いものが急にほしくなる
□尿のにおいが気になる
□ちょっとしたやけどや傷の痛みを感じない
□全身がだるい
□おしっこが出にくく、出ても残った感じがする
□疲れやすい
□足がむくむ、重くなる
□肌がかゆい、かさつく

※厚生労働省「糖尿病ってどんな病気?」を参照しています。

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全国糖尿病週間〜糖尿病について〜「糖尿病とは?」「糖尿病の種類」「糖尿病の三大合併症」はこちら
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