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ワンポイントメディカル 花粉症対策2013

ワンポイントメディカル
花粉症対策2013
〜早めの対策をしましょう〜

花粉飛散予測
スギ花粉 環境省が平成25年1月25日(金)に「平成25年春のスギ・ヒノキ花粉総飛散量予測及びすぎ・ヒノキ花粉飛散開始時期予測(第2報)」を最新の気象情報を踏まえて発表しました。
 第1報で平成24年春(前シーズン)のスギ・ヒノキ花粉総飛散量と比較して全国的に多くなるとした予測に比べ、平成25年春は更に多くの飛散量が予測されています。
 春に飛散するスギ及びヒノキ花粉は、前年夏の気象条件に大きな影響を受けます。花粉数に影響するのは6月から8月の日照時間や気温、降水量等で、特に7月上旬から8月中旬にかけての期間の影響が大きくなっています。また、少量飛散年の翌年はスギ雄花の着花量が増加するという傾向が見られます。

環境省花粉情報サイト
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/

2013年スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク

九州地方、中国地方、四国地方、東海地方、関東地方南部等で3月上旬から中旬
関東地方北部等で3月中旬、
近畿地方、北陸地方等では3月下旬から4月上旬、
東北地方では4月上旬から中旬
                           にピークになる見込みです。
※このピークの前後10日から20日の間も花粉量がかなり多いので注意が必要です。
※平成25年春は全国的にピーク期間が長く、最も花粉飛散量が多くなる期間も昨年に比べ早まると予想されています。

・環境省は、平成25年春シーズンにおいても、花粉の総飛散量等の予測及び観測を行い、「スギ花粉飛散開始マップ」により、都府県毎の飛散開始日情報を順次提供します。
・リアルタイムの花粉の飛散状況については、「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」により、情報を提供します(2月初旬より提供予定)。
 上記の情報は、環境省ホームページ上にて公開し、順次、更新していく予定です。

花粉症予防対策

 平成25年春は東北から九州にかけては90%前後の測定地点で、花粉症に対し十分な注意が必要な2000個/cm2を超える飛散になると予測されます。このため、予報に基づいた早めの花粉症予防対策等を心がけましょう。

花粉症対策ポイント
マスク・洗濯物は室内に干して花粉が付着するのを防止する。
・花粉が付着しやすい素材の羊毛や毛織物を避ける。
・帰宅時は家に入る前に誇りを払って花粉を落とす。
・加湿器を使って、室内での飛散を防止する。
 ※水分を含んだ花粉は重くなり落下します。
・掃除をこまめにして室内の花粉を除去する。
 ※掃除機の使用だけでなく、濡れ雑巾やモップによる清掃を行うとより効果的です。
・換気時にはレースのカーテン等で遮るとともに、開窓を10cm程度にする。
・外出時にはマスクやメガネ、帽子などを着用し、体に入る花粉を防ぐ。
 ※マスクは、内側に濡らしたガーゼを挟むことでより効果が高くなります。

花粉症に係る各種関連情報を紹介するサイト
花粉症環境保健マニュアル−2009年2月改定−
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/html/001.html

花粉症の予防について(2013年)〜福島県〜
http://www.pref.fukushima.jp/kenko/24kafunyobo/24kafuntop.html
※内容について、環境省花粉情報サイトを基に作成しています。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター