2013年5月 9日
筋肉量を増やして冷えを改善
冷えの原因はさまざまありますが、主な原因としては「食事量や筋肉量が少なく、体の熱を多くつくることができない」「血流が悪いためつくった熱をうまく運べない」といったことが考えられます。体の熱の約6割は筋肉によってつくられるため、背中・おなか・お尻・太ももなどの大きな筋肉を鍛えることは、冷えの改善に高い効果があります。また、血液を心臓に戻すポンプのような働きをしているふくらはぎの筋肉を鍛えると、血流の改善に効果的です。
注意!
医師から運動制限を指示されている場合は行わない。
寝る直前の運動は体が興奮して寝つきにくくなるので、それ以外の時間に行う。
背中・お尻・脚の後ろ側を鍛える お尻上げ
※ 10回繰り返す×2回
① あおむけになり、両ひざを立てて両手を体の左右につく。
② その状態のままゆっくりとお尻を上げ、お尻が床につかないようにして下げる。
③ 10回繰り返す。
楽にできる人は... 背中やかかとも上げて行う
首のまわり・おなかを鍛える 腹筋
※ 10回繰り返す×2回
① あおむけになり、両ひざを立てて両手を太ももの上に置く。
② 息を吐きながらゆっくりと上体を起こし、両手をひざのほうまで上げ、息を吸いながら元に戻す。
③ 10回繰り返す。
総合南東北福祉センター 理学療法士