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ワンポイントリハビリ9月号『腰痛を緩和・予防しよう!④』

前回に引き続き、「腰痛を緩和・予防しよう」ということで、今回も自分でできる体操として「筋トレ」と「日常生活での注意点」について紹介します。

まず筋トレとして

P1030582.jpg1スクワットによる全身運動
足を肩幅に開き、つま先を外に向けてハの字に開きます。ゆっくりとひざを曲げ、元に戻します。
※ひざに痛みが出る場合は、ゆっくり曲げたり、曲げる角度を小さくして、痛みが出ない範囲で行いましょう。


<体操の効果>
太ももの大きな筋肉を使うことで、全身運動になります。体力にあわせて、ひざを曲げる角度や回数を調節してください。※転倒を防ぐため安定した机等のそばで行ってください。


回数の目安は?
年齢や体力によって目安は変わってきますが、高齢の方は10回、若い方は30〜50回、1日2〜3セットが目安です。最初は回数にとらわれずに少ない回数でも構いません。痛みが強い場合は無理に行わないようにしてください。


○日常生活での注意点○
◆物を持ち上げるとき
ひざを伸ばしたまま床に置いてある物を持ち上げると、腰を痛める原因になります。床に置いてある物を持ち上げるときは、ひざを曲げてなるべく体に引き寄せて、勢いをつけずにゆっくりと立ち上がりましょう


  次回は腰痛対策の座り方を紹介します!


総合南東北福祉センター 理学療法士