2015年11月10日
日常生活で困っていませんか? 例えば
①歩いたり立ち上がるのが不安定で時々転びそうになる、ふらつく。
②一人で入浴したり着替えができなくなってきた。
③物忘れが多くなり火の消し忘れや水道の止め忘れがある…など
こんなときは介護保険の申請をしましょう。
今回は介護保険の申請手続きから介護サービス利用までの手順をご案内します。
1.申請する
○介護サービスを利用するためにはまず申請が必要です。
本人または家族の方が、市役所介護保険課またはお近くの行政センターに申請書類を提出します。(地域包括支援センターやケアマネージャーに代行申請を頼むことも出来ます)
2.調査
○心身の状態を調査します。
(聞き取り調査)調査員が家庭に訪問し心身の状態などを調査します。調査項目は全国で公平な認定が出来るように全国共通です。
(主治医意見書)申請時に記入された主治医に市から意見書の作成を依頼します。
3.審査
○どれくらいの介護が必要か審査します。
申請後約1ヶ月以内に、調査員による調査書と主治医の意見書をもとに介護認定審査会で審査が行われ介護度が決定されます。
4.認定通知
○要介護度を決定、通知します。
必要な介護の度合いに応じて「自立」・「要支援1〜2」・「要介護1〜5」の区分に分けられます。この区分によって利用できるサービス内容や量も決められます。
5.介護サービス計画の作成
○利用者の希望や状態に応じたサービス計画を作成します。
地域包括支援センターの職員や居宅介護支援事業所のケアマネージャーが、利用者・家族と相談しながらサービス計画を作成します。
※サービス計画作成には利用者負担はありません。
6.サービス利用
サービス計画に応じて、デイサービスやヘルパー等の介護サービスを受けることができます。
介護が必要になったら、お近くの地域包括支援センターにご相談ください。