2016年2月 1日
年末・年始に食べ過ぎた、最近運動不足が気になっている、という方が多いのではないでしょうか？
「人間の持つ機能は使わなければ衰え、使いすぎると壊れ、適度に使えば発達する」という法則があります。例えば足腰の筋肉も使わなければ筋力の低下をきたし、立ったり座ったりするのさえおっくうになってきます。逆に筋肉を使いすぎると筋肉や関節が炎症を起こし、痛みが出て続けられなくなります。大切なのは『適度に使う』ということです。
日常生活を活発にする目安として、1日1時間程度（歩数でいえば8,000〜1万歩）の歩行習慣があることが勧められます。高齢者では、1回15分のウォーキングを週3回実施するだけでも認知機能の低下を防止できる可能性が指摘されています。
いきなりたくさん歩くと膝や腰を痛めるので、まずは１日に10分、余分に歩くことから始めましょう。適度な運動とは、つらいことやガマンしなければならないことではなく、楽しみながら実践できる運動強度です。気負わず、気軽に運動を始めて見てはいかがでしょうか。
