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「新たな道」

 3月16日(水)、総合南東北福祉センターに郡山市障がい福祉課を介してJST復興促進センターという団体の方々が訪れました。JSTと聞き慣れない名前ではありますが、正式名称を「国立研究開発法人 科学技術振興機構 JST復興促進センター」と言い、豊かな生活の実現のために、科学技術を駆使し研究開発を進める団体です。今回新たな車いすの操作方法として「レバー式車いす駆動装置」の試乗会を交流ホールにて開催しました。
「レバー式車いす駆動装置」とは、ハンドリムでの車いす操作が難しい方向けに開発された装置で、ハンドリム式よりおおよそ半分の身体負荷で移動が可能ということです。
交流ホールに集まった約35名の利用者さん、職員皆真剣に説明を聞いていました。

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説明も終わり、いざ試乗です!興味深々の利用者さん、そして職員までも次々に乗ります。「力いらないね」、「スピードがあまり出なくて安全だ」「欲しい!」といった声が聞かれました。

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操作は初めのうちは難しいようですが、狭いスペースでの旋回や停止がハンドリム式よりも簡単に行えるので、車いす市場で必要不可欠になる日が遠くはないかもしれません。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 事務担当