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「おれんじかふぇ うめざわ(9)」

 5月10日(水)、南東北ライフケア館の食堂で9回目の『おれんじかふぇ うめざわ』が開催され、近隣住民や関係者など30人ほどが来場しました。

当センターの理学療法士が講師となり毎回行っている『頭の体操』を、今回も実施しました。
簡単な体操からスタート、数をカウントしながら特定の数字の時だけ手をたたく運動や、後出しジャンケンでわざと負ける動きなど、徐々に難易度を上げていきます。脳を刺激しながら身体も動かせる、一石二鳥の体操です。

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さらに今回は、日和田デイサービスで日常的に行っている認知症予防のトレーニングを取り入れました。
書かれた文字の内容や色を答える『ビジョントレーニング』というトレーニングを行った後は、参加者全員で『吾輩は猫である』の冒頭部分を音読し、脳の活性化を図りました。音読には、記憶力の向上や思考力・発想力の発達に大きな効果があるといわれています。

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トレーニングの後には、おれんじかふぇにお茶を提供していただいている業者さんから、美味しいお茶の淹れ方やお茶に関する豆知識を聞き、知識を増やしました。

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認知症や介護に関する話や相談をするだけではなく、頭と身体を使い、知識を増やし、美味しいお茶とお菓子を食べてと、良い事づくめの“おれんじかふぇ”。
毎月第2水曜日に、様々な企画を準備して開催します。たくさんの方のご来場をお待ちしています。


オレンジカフェとは、認知症の人とその家族、介護職などの専門職や地域住民などが自由に参加し、情報交換や対話を行うための場です。
「おれんじかふぇ うめざわ」は、毎月第2水曜日の13:30〜15:30の時間で、総合南東北福祉センターのケアハウス食堂にオープンします。次回は6月14日(水)です。
介護職員や看護職員が皆さんの相談に応じます。家族には話しにくいことがある方、相談する窓口がわからない方など、どなたでも些細なことでも相談にお越しください。もちろん、お茶を飲みに来るだけでも大歓迎です。
事前のお申し込みは不要ですが、お菓子代・飲み物代として200円の参加費が必要ですのでご注意ください。
参加者だけでなく、お手伝いのボランティアさんも募集しています。
少しでも興味をお持ちの方は、下記の問合せ先までお気軽にお問い合わせください。

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社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 事務担当