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転倒予防!雪道や凍った路面でも転ばない歩き方

 or2017.12.12 1.jpg今回のワンポイントリハビリでは、雪道や凍った路面の歩き方についてレクチャ―します。年々雪の降る量が少なくなってきましたが、そんな時だからこそ、日頃から油断せず雪道でも転ばないように対策をしておくことが重要です。急な雪にも安全に対応できるように、準備をしておきましょう!

     
<雪道や凍った路面での安全な歩き方 5か条>
雪道は大変滑りやすく、雪のない道と同じような歩き方では転んで思わぬケガにつながる恐れがあります。
①歩幅に気をつけましょう!
歩幅の間隔を狭くとって歩くことが大切です。歩く歩幅が大きければどうしても足を高く上げなければならないので、身体の重心移動が難しくなり転びやすくなってしまいます。
②重心に気をつけましょう!
地面に靴の裏の全体をつけて歩くことが大切です。足の裏全体を地面につけるようにして、重心を前に置くことによって転倒を防止できます。
③意識しながら歩きましょう!
雪道で転ばない歩き方を理解していても、急いでいる時などは忘れてしまうことがあるので、時間に余裕を持ち急がず焦らず歩くことが大切です。歩きスマホは厳禁です!また、方向変換など歩くスピードが変わる時も要注意です。
④周りに注意しましょう!
雪道は誰でも苦手です。突然、近くを歩いている人や、自転車が転ぶこともあります。そのため、出来るだけ周囲と距離をとりながら歩きましょう。時間、距離を十分にとりましょう。
⑤雪道にあった靴を履きましょう!
滑りにくい冬靴の秘密は靴底に隠されています。深い溝のある底の靴やゴム製、滑り止めがついている靴を選ぶようにしましょう。

     
以上の5つのポイントを参考にして、雪道や凍った路面での転倒によるケガを防ぎましょう。     

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士