お知らせ

認知機能を高める『一・十・百・千・万』

 「年齢を重ねてもいつまでも若々しくいたい」と思う人の健康法に、『一読・十笑・百吸・千字・万歩』を日本医師会は推奨しています。

     
《一読》
1日1回は文章を読みましょう。
1日1回は文章を読み、認知機能を刺激しましょう。新聞でも雑誌でも本でも、好きなものを選んで読むことで認知機能がアップします。

     
《十笑》
1日10回笑いましょう。
1日に少なくとも10回は笑うようにしましょう。
笑う回数が多い人ほど、認知機能が下がるリスクが減るという報告があります。また、笑うと免疫力が高まり、がんの発症予防や進行を抑える効果があると言われています。

     
《百吸》
1日100回深呼吸をしましょう。
1日に少なくても100回は深呼吸をしましょう。深呼吸すると副交感神経の働きが強まり、神経の高ぶりが収まり、ストレス解消につながります。

     
《千字》
こまめに字を書くことは、頭を使い認知症予防につながります。
日記をつけたり、手紙を書いたり、メモを取るなどして、こまめに字を書くことが大切です。但し、文字を書く時は辞書を引き、できるだけ漢字を使うのがコツとなります。

     
om2018.5.23 1.jpg《万歩》
足は第2の心臓と言われ、歩くことで下肢にたまっている血液が心臓に戻りやすくなるため、1日1万歩は歩きましょう。
ウォーキングはメタボリックシンドロームの予防や改善に良いだけでなく、脳を刺激し記憶力を高め、認知症の予防効果があります。また、骨に荷重をかけることで骨芽細胞を刺激し、破骨細胞の働きを抑制し骨粗鬆症の予防になります。


超高齢社会を迎えた日本では、いかに健康寿命を延ばすかが大きな課題となっています。『一・十・百・千・万』のように、毎日「何をしていけばよいか」考え行動していくことを、健康維持と認知症予防として日本医師会は推奨しています。


社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部