

2019年6月27日
糖尿病とは
糖尿病は、血糖値(血液中の糖の濃度)が慢性的に高くなる病気です。血糖値を下げるためには、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが重要です。このインスリンですが、運動不足や肥満、ストレス、加齢などの理由により、効き目が弱くなります。
糖尿病患者数の増加
日本において、糖尿病患者もしくはその予備軍を含めた数は、2000万人(平成28年時点)と言われており、成人の約4人に1人の割合です。
糖尿病の種類
糖尿病は、1型糖尿病、2型糖尿病、その他の特定の機序・疾患によるもの、および妊娠糖尿病に分類されます。その約95%が2型糖尿病であり、遺伝的な要因に食べ過ぎや運動不足など、生活習慣による環境的な要因が加わることで発症します。
診断の基準
血糖値およびHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値の異常、そのほか糖尿病に典型的な合併症の有無によって判断します。
糖尿病によって起こる合併症
血糖コントロールが悪かったり、糖尿病を放置したりすると、さまざまな合併症が出現します。しめじ・えのきと覚えておきましょう。
し→神経:手足のしびれ、感覚が鈍くなるなど
め→目:網膜症(進行すると失明の恐れあり)
じ→腎臓:腎症(進行すると人工透析になる可能性あり)
え→壊疽:足が腐る(進行すると切断になる可能性あり)
の→脳卒中:脳梗塞、脳出血
き→虚血性心筋梗塞:狭心症、心筋梗塞
その他には、歯周病や骨粗しょう症、がん、認知症も起こりやすくなります。
糖尿病を予防しよう!
糖尿病を予防するためには、生活活動代謝が重要とされています。生活活動代謝とは、普段の生活の中で消費されるエネルギーのことです。この生活活動代謝を高く保つことが糖尿病の予防につながります。
いくつか例を挙げると、
・床拭きをモップから雑巾に変える
・通勤を自転車や徒歩に変える
・バスや電車ではなるべく立つ
・立ったままテレビを見る
・なるべく階段をつかう
・バスや電車を一駅前で降りて歩く
など、日常生活の中でもさまざまな工夫ができます。ぜひ、取り組んでみてください。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士