お知らせ

適度な運動とバランスの良い食事で、健康的な毎日を

【運動編】
筋肉を維持するためには、当たり前ですが、適度に体を動かすことが必要です。
運動といっても、特別にキツイ運動をする必要はありません。例えば「歩く」という行為だけでも、心肺機能や血管の強化、メタボ予防、脳の活性化や免疫力の向上、骨太効果、筋肉量アップ、代謝アップ、リラックス効果と、これだけたくさんのメリットがあります(日本ウォーキング協会調べ)。

日常生活の中でちょっとした運動を習慣化することは、長く健康を維持するために重要なことなのです。

     
「運動したことになる」日常生活でちょっとした工夫を!
毎日の通勤や家事も、意識して行えば立派な運動習慣になります。忙しい人でも、まずはできることから始めてみましょう。
慣れてきたら、次のうちから3つほど実行すると筋肉維持に効果的です。
or2019.8.23 1.png■エレベーターではなく階段を利用する
■買い物袋を持って歩く(17分)
■子供と遊ぶ(15分)
■犬と散歩する(20分)
■ひと駅手前で下車して歩く(20分)
■テレビをみながらスクワット(20分)
■移動に自転車をつかう(15分)
■家の中を掃除する(17分)

     
加齢で筋肉量は減少。特に下半身の筋力低下にご注意を!
全身にある筋肉の約4割が太もも部分に集中しています。そして、加齢による筋肉量の減少が激しいのもまた、太ももの筋肉です。健康維持のため、特に太ももの筋肉を意識した運動を行いましょう。
テレビを見ながらのスクワットや、散歩などが取り組みやすくオススメです。

     
【食事編】
or2019.8.23 2.png筋肉を増やすためには、その材料となる栄養素を体に取り入れる必要があります。その栄養素が「タンパク質」です。
筋肉だけではなく、爪や髪の材料にもなるタンパク質ですが、その摂取量はここ15年間の全世代平均で約18%も減少しています。そのかわりに、糖質や脂質の摂取量は年々増加傾向にあります。健康的な体を維持するために、意識的にタンパク質の摂取量を増やすように心がけましょう。
タンパク質の多い食品には肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などがあります。これらの食品を普段の食事の中にまんべんなく取り入れましょう。

     
適度な運動を定期的に行い、タンパク質を中心としたバランスのよい食事を摂りながら、健康的な毎日を送りましょう!

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士