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冬の乾燥肌対策

 om2020.2.17 1.png冬になると肌のかさつき、かゆみなどを訴える人が多くなります。
そんな時、ついポリポリとかきむしっていないでしょうか?かゆいから当たり前だと思いますが、かくことによって肌の表面が荒れて少しの刺激にも敏感になり、またかゆくなるというサイクルになることが最近の研究で分かったそうです。
かゆみにもいろいろなタイプがありますが、今の時期に一番多い乾燥によるかゆみについて紹介します。
冬になると空気が乾燥します。年齢が高くなるにつれ、肌の保湿性を保つ力が低下し乾燥肌になりやすくなります。
皮脂が少ないところほど乾燥しやすいのが一般的です。

     
《日常生活で気を付けたいこと》
冬の乾燥肌は、体の水分量が少なくなっている高齢者に多く見られましたが、最近では若者にも見られるようです。原因の一つとして「洗い過ぎ」があるといわれています。ごしごし洗ったり、長湯しがちだったりすると(冬ばかりではありませんが)皮膚の水分を失い乾燥肌になりやすくなります。
●石鹸は十分に泡立たせて、なでるように洗う
●お湯の温度は40℃くらいで長湯はしない
●保湿効果のある入浴剤を使用してみる
●風呂からあがるときはタオルで水分を吸い取るように拭く(こすらない)
これらのことに注意して入浴してください。

     
看護師.png暖房器具も冬場の必需品ですが、乾燥の原因となりますので、温度設定を低めにしたり、加湿器を使用して湿度を確保することも大切です。
まだまだ乾燥の時期が続きますので、参考にしてください。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部