2022年1月25日
前回お伝えした通り、寒くなってきたときこそ脳卒中に注意しなければなりません。今回は、その脳卒中の予防についてお伝えします。
脳卒中の原因は、いずれも血管にあります。特に高血圧には注意が必要です。
血圧を適正に保つために、
①運動習慣をつける
②食生活を改善する
③日ごろから血圧の管理をきちんとする
ことが大切です。
血圧管理で注目すべきなのは、下の血圧(拡張期血圧)です。
〇〇〇 / 〇〇〇[mmHg]
上の血圧:収縮期血圧
下の血圧:拡張期血圧
下の血圧が2mmHg低下すると脳卒中の危険度が6.4%減少し、死亡者数も9127人減少するとの研究結果があります。上の血圧だけでなく、下の血圧にも気をつけて、脳卒中の予防に努めましょう!
また、日本脳卒中協会から脳卒中の予防10カ条が提言されています。日ごろから適正な血圧を守るために、以下の10カ条に気をつけてみましょう!
※不整脈:健常者の脈拍は一定のリズムをもっています。不整脈はそのリズムが一定ではなく、大きさにも違いがでるものです。
参考資料:理学療法ハンドブック シリーズ②脳卒中【日本理学療法士協会】
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 理学療法士