お知らせ

腸は健康の源 ~腸活で身体の内側から健康になろう!~

看護師.png腸の働きとは?
腸活と聞くと「お通じの改善」をイメージすると思いますが、それ以外にも大事な目的があります。
①免疫機能の維持  

②栄養の吸収  

③便を作る(お通じ改善)

     

     
注目される腸の免疫機能
om2023.12.26 1.png毎日とる食事は口から入り、栄養が吸収され残りは便になりますが、消化管は1本で繋がっているため「腸は食べ物と一緒に入ってくる細菌やウイルスと常に接している場所」であるということです。
腸には身体の免疫にかかわる細胞の約70%が集まっていて、最大の免疫器官と呼ばれています。

     
腸内環境を良好に保つ
私たちの身体は食べた物から作られているため、腸内環境は身体を作ること、更には筋肉や肌にも影響を及ぼします。良好に保つことは、お通じだけではなく免疫機能の維持、病気の予防、美容にも必要不可欠です。

     
大腸がんと食事の関係
現在は、日本人2人に1人が『がん』と診断される時代です。
大腸がんの死亡率は女性で1位、男性で3位となっており、この20年間で大腸がんによる死亡数が1.5倍に増加しています。原因の一つに、食生活の欧米化(高脂肪、低繊維食)が挙げられます。

     
今日から実践!!
腸内には約1000種類100兆個の細菌が生息しており、これらの中で善玉菌をいかに増やすかが重要であり、そのために2つの考えがあります。

     
om2023.12.26. 2.png①善玉菌そのものを摂って増やす
善玉菌は主にヨーグルト・チーズ・納豆・漬物・味噌などの発酵食品に含まれているので、これらを積極的に摂取する方法。

     
②善玉菌を増やす餌を取り入れる
食物繊維やオリゴ糖は善玉菌を増やす餌となり、主に野菜・果物・海藻・豆類などに含まれ、これらを積極的に摂取することで善玉菌を増やす方法。

     
全年齢で食物繊維が不足しているという調査報告があります。
積極的に食物繊維と発酵食品を摂取し、腸活を続けましょう。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部