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脳の病気 慢性硬膜下血腫

 看護師.png慢性硬膜下血腫は、頭部への打撲などが原因で脳を包む硬膜と脳の間に血液が溜まり、脳が圧迫されることで認知症のような症状を引き起こす病気です。
脳に溜まった血腫を除去すれば、脳は正常な状態に戻ります。

     
原 因
軽い頭部への外傷や打撲などが原因とされ、高齢者に多くみられる病気です。
外傷歴がはっきりしない場合もあり、酔った状態で転んだ、ドアに軽く頭をぶつけたなど、本人が覚えていない場合もあります。
その他にも血液を固まりにくくする薬を服用している場合や、肝機能障害、感染症などでも発症することがあります。

     
症 状
慢性硬膜下血腫の症状はゆっくりと出現し、頭を打ってから症状が現れるのに数週間から数か月かかることがあります。
・持続的な頭痛や頭重感
om2025.5.31 1.png・もの忘れがひどくなり記憶障害が現れる
・尿失禁
・歩行が不安定になりふらつく
・片側の手足が動かしにくい、しびれが出るなど手足の麻痺症状が現れる
・言葉が出にくい、話しにくくなる
・ぼんやりして元気がない
・無気力や傾眠傾向
・性格の変化や反応の低下

     
治 療
頭蓋骨に小さな穴を開け、溜まった血の塊を除去する手術を行います(穿頭血腫除去術)。
慢性硬膜下血腫は80?90歳代にも多くみられるといわれます。高齢だから認知症とすぐ決めつけず、転倒や頭をぶつけたことがあったら脳神経外科で診察を受けてみましょう。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター 看護部