

2026年11月 7日
『スライディングボード』の使い方を紹介します。スライディングボードとは、ベッドから車椅子などへ、被介助者を抱きかかえず滑らせて安全に移乗させるための福祉用具です。
今回は、ベッドから車椅子への移乗の手順を説明します。
1、車椅子はベッドの真横にできるだけ近づけて、ベッドと平行に配置しブレーキをかける。
車椅子のフットレスト(足置き)を外し、ベッド側のアームレスト(肘掛)を跳ね上げておく。
ベッドの高さを車椅子の座面より少し高く設定する。高いほうから低いほうへ滑らせることで楽に移動ができます。
2、被介助者にベッドに浅く腰かけてもらう。
介助者は利用者の正面に立ち、利用者の体を車椅子とは反対側へ少し傾ける。お尻が浮いてできた隙間にスライディングボードを差し込み、お尻の半分がボードに乗るくらいしっかり入れ込む。
ボードの反対側は車椅子の座面に乗るように置く。
3、被介助者を持ち上げず、真横にスライドさせるようにボード上を移動させる。
4、被介助者が車椅子の座面に深く座れたら、体を軽く傾けてお尻を浮かせてボードを引き抜き、車椅子のパーツを戻す。
使い方のポイントは、ベッドの位置と車椅子の高さです。高低差を利用することで力を入れなくても介助ができます。
スライディングボードを使用することで介助者の腰痛予防にもなり、被介助者においても安心・安全な移動ができます。
購入以外にもレンタル等の制度が利用できる場合もありますので、機会があればお試しください。
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
障がい者支援施設 南東北さくら館