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ひな祭り

3月3日は、女の子の節句「ひな祭り」です。
当南東北福祉センターでも七段飾りの「おひな様」を交流ホールに飾っています。
利用者さんは、入れ替わり立ち替わり、おひな様を眺めて、ほほえんでいます。
老いも若きも年齢に関係なく、女性全員が優しい「瞳」になっています。「瞳」という文字は、「童(わらべ)」の「目」と書きます。まさに、子どもの頃の目になって瞳を輝かせて「おひな様」を見つめています。
私たち職員も、利用者さんに優しい瞳で接し、また利用者さんからも優しい瞳で見つめられるように努力して参りたいと思います。

〜ひな人形の豆知識〜
◇飾る日はいつ?
立春(2月4日)頃から2月中旬にかけて。
※遅くても3月3日の一週間前に飾るのがよいでしょう。
◇収納時期は?
「ひな祭り」が終了したらすぐにしまうことが望ましいです。
昔からしまうのが遅くなると「婚期が遅れる」と言われますが、これは、子どもに「後片付けは早くするもの」という習慣を教えるためと云う節もあります。このことで、実際に婚期が遅れた人はいないようです。
◇ひな人形に込める願い
女の子の健康を祈願し、将来素敵な花婿さんと出会えますようにと願いを込めて飾ります。
◇七段飾りの意味するもの
七段飾りは、「結婚式」を意味します。金屏風の「お雛様」は生まれた女の赤ちゃんを意味し、「お内裏様」は将来の花婿さんを意味します。「三人官女」は、結婚式の承認。「五人ばやし」は理想的な家族の数を意味しています。

特別養護老人ホーム
南東北ロイヤルライフ館

施設長 戸井田武彦