2009年3月18日
3月13日(金)総合南東北福祉センターに、AED(Automated External Defibrillator)が2台寄贈されました。
AEDの2台の機器は、当福祉センターに自動販売機を設置している株式会社サン・ベンディング東北様より寄贈していただきました。
AEDの設置にあたり、当福祉センターの看護師や介護スタッフなどが集まっての使用説明会が開かれ、AEDを「どのようなときに使用するのか?」「どのように使うのか?」など、セコム株式会社の戸川幸広様より、説明ビデオを使用しながらAEDの取扱説明をしていただき、不測の事態に生かせるように真剣に操作の方法を学びました。
説明会後には、社会福祉法人 南東北福祉事業団 常務理事 大森正義に2台のAEDが伊藤寿行所長(株式会社サン・ベンディング)より手渡されました。
AED(Automated External Defibrillator)について
AEDは日本語訳で「自動体外式除細動器」といい、持ち運び可能な小型の機器で、要救助者の体外(裸の胸の上)に電極パットを貼り付け、自動的に心臓の状態を判断します。要救助者が、心室細動(しんしつさいどう)という不整脈(心臓が正常に働かず、血液を全身に送ることが出来ない状態)を起こしている場合に、強い電流を一瞬流して心臓にショック(電気ショック)を与えて、心臓の状態を正常に戻す機能を持った機器のこと。
器械は、電源を入れれば、音声が使用手順を指示してくれるため、誰でもAEDを使っての救助が出来るようになります。また、AEDには診断機能があるため電気ショックが必要ない場合には作動しません。
現在、AEDは医療機関や消防機関をはじめ、公共施設に普及が進み始めています。
※誰でも使えるAEDですが、より安全に使用するため講習会や勉強会などがあったら参加してみましょう!!