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2009.3.2 3月施設長のひとりごと〜特別養護老人ホーム施設長坂井貴子〜

〜利用者さん・地域・施設と共に10周年〜

  総合南東北福祉センターは、平成11年4月1日に開所しました。早いもので、めでたく10周年を迎えるのです。私は、オープン時からお世話になっておりますので長老(?)と言われてしまうのでしょうか。
『施設とともに、地域とともに、利用者さんとともに』と題して当時を振り返りたいと思います。
1.私は今より10歳若かった(当然のことですが)わけです。気持ちは、今も10年前と同じですが、人からみたら歳をとったねと言われそうです。悔しいけれど事実を認めます。
介護2.私は10年前何をしていたか? 2年前に高齢者施策から消えてしまった在宅介護支援センターの相談員でした。介護保険が導入される前の年でしたので、日和田町・西田町を中心に1軒1軒訪問をさせていただいていました。まさに介護保険の普及・啓蒙にかけ回っていました。今は地域包括支援センターと名前も内容も変わってしまいましたが、国の高齢者福祉の方向性がコロコロ変わるのは、どのように考えたら良いのか?現場は改正の度に非常に悩みます。
3.施設はどうか?ここ1年前から、壁や床をみると年月を感じるのは否めません。「良く家を建てて10年すると、同時購入した家電製品をすべて買い替える」と良く言われますが,気持ちが良くわかります。
4.オープン時の職員はさて何人いるのでしょうか?数えるのは怖い気がしますが、いますよ同期の桜が‥当時を思い、語る場を企画したい、とこれを書いていて思いました。

私は、福祉に携わって18年がたちます。気持ちは変わりません。利用者さんがどのように暮らしたいかを教えていただき、一緒に考えさせていただきたいと思います。これからも宜しくお願い致します。

社会福祉法人南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
特別養護老人ホーム 南東北ロイヤルライフ館
施設長 坂井 貴子