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2009.10.30 福島県観光情報 塔のへつりの紅葉

福島県観光情報 Fukushima-tour information
塔のへつりの紅葉
塔のへつり(福島県)tounoheturi05.jpg塔のへつりは、福島県会津地方の南会津東部を流れる大川が形成した渓谷で大川ラインにあります。
1943年(昭和18年)、河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されました。「へつり」 とは会津地方の方言で、川に迫った険しい断崖のことを意味する「川に沿った断崖、急斜面」のことをいう。
  一帯は第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いになっており、その軟岩部が100万年以上という長い年月の浸食と風化によって形成された柱状の断崖である。断崖の岩には、象塔岩(ぞうとういわ)、獅子塔岩(ししとういわ)、鷲塔岩(わしとういわ)などの名前がつけられた12の岩(塔の岩)があります。吊橋のたもとには、虚空蔵菩薩が祭られています。また、岩の下には遊歩道がつくられていて、吊橋を渡って侵食された部分を間近に見ることができます。
大川羽鳥県立自然公園の一角を占める塔のへつりは、一帯を樹木に覆われていて新緑や紅葉の頃は一際美しい。
塔のへつりのつり橋asuspensi on bridge tounoheturi01 秋の塔のへつりautumn in tounoheturi12.jpg 秋の塔のへつりautumn in tounoheturi10
塔のへつり
「へつり」の意味:川に沿った断崖、急斜面(会津地方の方言)
場所:福島県南会津郡下郷町弥五島下夕林5319
アクセス:
東北道白河ICから国道289号、121号経由60km、約60分
会津鉄道塔のへつり駅から遊歩道入口へ徒歩5分
モミジ、ナラ
近くの観光名所、観光スポット:大内宿、中山風穴地特殊植物群落、中の沢観音堂
温泉情報:湯野上温泉、滝の原温泉、会津高原たかつえ温泉

福島県観光ホームページ

※写真は、福島県観光協会より提供をいただいて掲載しています。