2010年8月 3日
『疾患に効果的な料理』 第２段
◎効用◎
熱を冷ます、血液の循環をよくする、痛みを止め、尿の出を良くするなどの作用があります。のぼせ改善、高血圧の改善によいといわれています。
ビタミンＥを含む植物油と組み合わせると夏場のエネルギー補給に役立ちます。鮮やかな紫色はナスニンという色素でコレステロールを下げて動脈硬化を防ぐ働きがあります。
☆材料（4人分）☆
スズキ ４切れ
塩 少々
小麦粉 大さじ２
なす ８個
揚げ油
だし ２カップ
しょうゆ 大さじ２
砂糖 大さじ１
あさつき ３〜４本
★作り方★
1.スズキは一口大に切り、ごく薄く塩をふって５〜６分おき、小麦粉をまぶす。
2.なすはへたにひとまわり切り込みを入れてがくを除き、縦に４つ割りにする。
3.揚げ油を１７０℃に熱して1のスズキと2のなすを揚げ、網で油をきる。
4.なべに調味料を入れ煮立て、3を加えて１〜２分煮る
5.あさつきを小口切りにする。
6.5を器に盛りつけあさつきを散らす。
7.出来上がり
なすの活用豆知識
★なすは初夏から秋が旬です。へたが新しく、皮につやのあるものを選びましょう。
☆なすはあくが強いのでへたを落とし、切ってから水にさらしあく抜きをしましょう。しかし、このあくにポリフェノールの１種「クロロゲン酸」が含まれるので水にさらす時間は短めに･･･
★民間療法〜なすをアルミホイルで包み黒くなるまで蒸し焼きにして･･･
・黒焼きをはちみつで練った物を口内炎に塗ると症状緩和します。
・黒焼きを歯痛に貼ると効果があります。
☆酒の肴にすると悪酔いしないといわれています。
