過去の記事

2010.9.4 ワンポイントメディカル おなかすっきり!!便秘の予防と改善

ワンポイントメディカル
おなかすっきり!!
便秘の予防と改善

 飲むConstipation便秘は万病の元ともいわれています。また、腸内環境を悪化させたり、体臭のもとになってしまうことも…。日ごろの努力の積み重ねで便秘を予防・改善しましょう。

■便秘とは
排便は個人差であり、一般的には「3日以上排便がなく、便が出きらないような不快感(残便感)がある状態」をいいます。毎日出ても少量、または残便感が有る場合も当てはまります。

毎日3食きちんと食べましょう
朝食を抜いたりせずに食事をしっかり摂りましょう。食事の量が少ないと便の量も少なくなるため、大腸への刺激が減ってしまいます。
食事は、昔ながらの和食が理想です
玄米・納豆・煮物など

食物繊維は25〜30g・水分(食事以外)は、500cc以上とる。
 食物繊維は、大腸で水分を含み便の量を増やして大腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、水分は便をやわらかくします。食物繊維は、サプリメントに頼らず、食事で摂りましょう。※けいれん性便秘の場合を除く

…こんな食品を多く摂りましょう…
食物繊維:海草類・豆類・根菜・きのこ類・玄米など
ビフィズス菌(腸内環境を整える):乳酸飲料、ヨーグルトなど
オリゴ糖(ビフィズス菌を増やす):にんにく、バナナ、アスパラガスなど
腸を刺激して排便を促す:果物、酢など


■便秘の種類…便秘は大きく分け2つに分けられます。
1.機能性便秘
  腸管機能の異常によるもの
 弛緩性便秘・けいれん性便秘・直腸性便秘(日本人の約2/3は弛緩性便秘)
※機能性便秘の場合、規則正しい日常生活・食事・排便の習慣づけや運動で予防・改善出来ることがあります。小さなことからはじめてみましょう。
2.器質性便秘
  腸管の疾病によるもの

……生活リズムを整えよう……
決まった時間にトイレに行きましょう
 朝は余裕をもって起き、便意が起こらなくても決まった時間にトイレに行きましょう。排便の習慣づけになります。
飲む It drinks
朝起きたら水や牛乳を飲みましょう
起床後、コップ一杯の水や牛乳などを飲みましょう。冷たい水や牛乳は、腸に刺激を与えて排便を促します。
※けいれん性便秘の場合を除く。

適度に運動しましょう
血液循環が良くなって、大腸の運動を活発にさせます。便を押し出すために必要な筋力も身に付き、リフレッシュ効果も期待できます。腹部のマッサージも効果があります。

腹痛 Stomachache注意!!「生活習慣を改善しても良くならずに便秘が長く続き、腹痛の症状がある」
そんな時は、品質性便秘(その他の病気)であることも考えられますので、おかしいと感じたらお医者さんに診てもらいましょう。

掲載している情報は株式会社メディネット様より提供をいただいております。
URL:http://www.mdnt.co.jp/

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター