2010年10月13日
若い女性に増えています!
●子宮頸がんを知っていますか?
女性にしかない臓器の子宮の入口付近、「子宮頸部(しきゅうけいぶ)」と呼ばれるところにできる癌を「子宮頸がん」といいます。
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●どんな症状が出るの?
時期/症状
がんになる前・初期:ほとんどの場合、無症状
進行した場合:性交後出血、おりものの異常(茶褐色、黒褐色のおりものが増えるなど)、不正出血(月経時以外の出血)、下腹部や腰の痛み など
●どんな人がなりやすいの?
「がん」と聞くと、一般的には遺伝によるものをイメージしますが、「子宮頸がん」は遺伝に関係なく、性交経験のある女性なら誰でもかかりうる病気です。
予防するには!?
1.子宮頸がん検診を受けましょう。
検診によって、がんになる前の状態を発見することができ、早期治療が可能となります。症状がなくても、数年に1度は検診を受けましょう。
2.子宮頸がん予防ワクチンを接種しましょう。
2009年12月より、子宮頸がん予防のためのHPVワクチンの接種が可能となりました。
このワクチンを接種し、子宮頸がん検診を受診することで、子宮頸がんを予防することができます。
予防ワクチンは、半年の間に3回接種し、最長で20年間(推計)HPVの感染を予防します。ただし、完全に予防するためには、接種後も年に1回は検診を受けましょう。
HPVワクチン接種と検診による「子宮頸がん予防」
HPVとは
HPV(Human PapillomaVirusヒトパピローマウイルス)は、パピローマウイルス科に属するウイルスのひとつ。ヒト乳頭腫ウイルスともいわれています。乳頭腫と呼ばれるイボを形成することから名付けられた。
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子宮頸がん羅患の低年齢化は、性交渉開始年齢が低下していることが最大の原因と考えられています。1度でも性交経験が有れば、この病気と無縁ではありません。基礎知識を身につけ、検診を受けるようにしましょう。
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