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2010.10.14 ワンポイント在宅介護 介護予防ってなんですか?

 介護予防という言葉を最近耳にすることがあると思いますが、介護予防とはいったいどういうことなのでしょうか。一言で言えば「介護状態にならないように予防する」ことです。
 身体機能が衰えないようにリハビリテーションを行ったり、認知症予防のため、レクリエーションや創作活動など脳の活性化を図り介護状態にならないようにすることが大切です。
 高齢者の皆さんが住みなれた地域でいつまでも元気で自分らしくいきいきと暮らしていくために各市町村では介護予防の支援を行っています。

<介護予防の取り組み>
1.介護保険で要支援1、要支援2、と認定された方
介護保険の予防サービスとして心身を元気にし、自立した生活を目指した通所・訪問等の各サービスを受けることができます。
2.要介護、要支援認定がない方で
一.介護が必要になる恐れが高いと判定された方
各市町村で実施している介護予防事業(特定高齢者把握事業)が利用できます。
・通所型介護予防事業
運動器の機能向上・口腔機能の向上・栄養改善など各地区ごとの教室に通うことができます。
・訪問型介護予防事業
閉じこもり・認知症・うつのおそれのある方や教室に通えない方を対象に保健師が
家庭訪問し、相談に応じます。
二.元気な方
各市町村では一般の高齢者を対象に介護予防普及啓発事業を実施しています。(パンフレットや介護予防手帳の作成・配布、講演会や介護予防教室の開催等)

介護保険・介護予防事業・介護予防普及啓発事業の詳細はお住まいの市役所、行政センターまたは地域包括支援センターにお問い合わせ下さい。
          
社会福祉法人 南東北福祉事業団
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日和田・西田地域包括支援センター