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2011.1.3 福島県観光情報 十日市(会津)

福島県観光情報 Fukushima-tour information
十日市(会津若松市)

十日市の縁起物 会津若松市の「十日市(とおかいち)」は、毎年1月10日に行われ、会津若松市内外から約10〜15万人が訪れます。十日市の出店(でみせ)で縁起物を購入し、新年の家内安全を願ったりするなど、日用品や玩具、漆器、飲食物の購入を行い、楽しむ行事です。
 十日市の発祥の地は会津若松市の現在の「大町通り」で、南北で俵引きを行いどちらが勝つかで「商売繁盛」「米の販売価格の上昇」を占うという風習から始まり、その発祥は、1384年の葦名直盛公が黒川城を築いた時から始まった。1592年の蒲生氏郷公の時代から始まったというように諸説あり、400年以上に亘って行われている伝統行事となっています。
 十日市で購入する縁起物の「起き上がり小法師」は、購入する家族の人数よりも1個多く購入すると良いとされている。これは子孫繁栄や、余った1個の起き上がり小法師に厄を集中させるためだともいわれています。また、「風車」は、一年中マメにくるくると働きまわれるようにとの一年の健康を願うために願い購入されます。

十日市
開催日:平成23年1月10日(月)
時間:午前8時〜午後10時
会場:福島県 会津若松市中心市街地の5つの通り(商店街等)で開催されます。

写真:事務課 伊澤孝夫

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