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2011.2.16 写真ギャラリー 箱根登山電車

箱根登山電車

日本で唯一の登山電車

箱根登山電車 箱根湯本駅(写真 モハ2型 昭和31年製造) 箱根登山鉄道は、大正8年(1919年)に開通した日本唯一の本格的山岳鉄道です。鉄道敷設にあたっては自然の景観をそなわないように、スイッチバックやR30の曲線、小田原〜強羅間の13ヶ所、延べ2kmにおよぶトンネルや、26ヶ所の鉄橋を設けていることなど多くの配慮がされています。
箱根湯本駅から強羅駅までの約40分(390円)

箱根登山電車 強羅駅 箱根登山電車 塔ノ沢駅トンネル 箱根登山電車 塔ノ沢駅


箱根登山電車の特徴
1000分の80の勾配
1000分の80の勾配というのは1m走る間に、80mmの高さを登る勾配のことです。
つまり、12.5m進むだけで1mもの高さに登ってしまうのです。このような急勾配を車輪の力だけで登るのは、日本では箱根の登山電車だけだそうです。

スイッチバック
山の傾面を登るためスイッチバック方式をとり入れてジグザグに登ります。スイッチバックは出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3ヶ所で行ない、そこでは運転士と車掌が入れ替わります。

運転士の車両移動
箱根登山電車 銭洗弁天 スイッチバックで車両の進行方向が逆向きになるため、運転士と車掌が入れ替わります。出山信号場と上大平台信号場のスイッチバックでは、乗客の乗降はできません。

銭洗弁天(塔ノ沢駅(とうのさわえき)標高165m
塔ノ沢駅のホームには銭洗弁天が祀られており、ホームから直接参拝できます。地元の芸者衆の参拝も多く、ご利益も多いと評判です。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
撮影:伊澤孝夫
カメラ:ニコン D5000