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2011.4.20 2011年4月号 特別養護老人ホーム・ケアハウス施設長のひとりごと 坂井貴子

平成23年3月11日(金)の東日本大震災の被害にあわれた皆様に対しお見舞い申し上げます


 東日本大震災から約1ケ月が過ぎました。なんと4月11日丁度1ケ月後に大きな余震が来て、『え〜 何? うそ〜 どうなるんだ! 今度はつぶれるのか!』と一瞬頭を過りました。いつになったら終わるんだろうか心が休まりません。
 さて、3月11日皆さんのお宅ではまた事業所では被害はどうだったのでしょうか?
総合南東北福祉センターの建物に大きな損傷を受けましたが、利用者と職員はけがをしませんでした。本当に良かったと思います。断水・ガソリン・重油・食材・通勤等の問題を叩きつけられましたが、今考えるとみんなでよく頑張り乗り切りました。まさに。一致団結!人の力は大きいと感じました。職員のみんな、日々変わる指示によくついてきてくれた。ありがとうございます。団結力を感じましたよ。

頑張ろう郡山!頑張ろう福島!頑張ろう東日本!
私たちは、テレビで「頑張るしかない。」「日本人は軟じゃない。」と私達よりもっと大変な状況と戦っている方から逆に元気をもらいます。この1ケ月自分の施設のことで誠一杯でした。でも、今私は社会福祉士として何か自分にできることはないかと考えています。先陣を切って、県レベルで相談支援専門職チームが組織され活動が始まりました。ボランティアに登録し、自分でできるところから活動していきたいと思っています。スーパーでお釣りを何の迷いもなく募金している20代の男性を見たとき、自分にできる方法でいいんだよねと感じました。みなさんはどうですか。
 さて、みなさんの周りのさくらはもう咲きましたか。ここ数日の暖かさで一気に満開とういう所が多いのではないでしょうか。どんな時でも、春はやってきました。当センターのさくらも満開になりました。ケアハウスの方々がさくらの花をそして春を心待ちにしていらっしゃいました。「きれいだね〜」と一緒に時間を共有できたのが少しでもの安らぎのひと時でした。楽しい時間を自分スタイルで楽しみましょうよ。いいですよね?ね!

社会福祉法人 南東北福祉事業団
特別養護老人ホーム 南東北ロイヤルライフ館
ケアハウス 南東北ライフケア館
施設長 坂井貴子