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2011.5.14 南東北病院グループニュース 介護・医療に関する生活支援情報

南東北病院グループニュース

介護・医療に関する生活支援情報

平成23年3月11日に発生したの東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故に伴い、被災者への福祉関連情報をお知らせいたします。
被災者のみなさまへ政府からのお知らせ

※平成23年4月28日発行生活支援ハンドブックより

1.介護・介助が必要な方へ
  被災地にお住まいで生活にお困りの介護・介助が必要な方は、医療機関や介護施設、介護事務所などにお申し出いただければ、診療代や介護保険サービスの利用者負担を支払う必要はありません。他の市町村に避難された方も同様です。まだ要介護認定を受けていない人や、認定の有効期限を過ぎている人でも、サービスを利用できます。お近くの市町村にご相談ください。また、認定を受けてはいるものの、介護保険証を無くしてしまった場合でも、市町村の窓口に「名前」「生年月日」「住所」をお伝えいただければ大丈夫です。


2.障害のある方、そのご家族の方へ
  障害者自立支援法に基づく障害のある方への福祉サービスや自立支援医療などが、震災以前と同様に受けられるよう、次のようにルールを弾力的に運用しています。
1)受給者証なしでサービスが受けられます。(これまでサービスを受けられていた方)
2)今まで利用していた以外の事業者から同様のサービスを受けたり、医療機関、薬局でも受診や薬の受け取りをすることができます。
3)利用者負担の免除又は支払いの猶予を受けられます。
4)震災後に支給決定の有効期限が切れたとしてもサービスを利用することができます。
5)新規の支給決定や支給決定の変更が簡易な手続きで受けることができます。
 お問い合わせ先
  岩手県:岩手県保健福祉部障がい保健福祉課 019-629-5447
  宮城県:宮城県保健福祉部障害福祉課 022-211-2539
  仙台市:仙台市保健福祉局障害企画課 022-214-8163
      仙台市健康福祉局障害者支援課(自立支援医療)022-214-6135
  福島県:福島県保健福祉部障がい福祉課 024-521-7170


3.福祉用具でお困りの方へ
  障害者や高齢者の方々で、「使っていた車椅子が身体に合わない」「使っている義足の調子が悪い」「杖が曲がってしまった」など、使用している福祉用具(補装具や日常生活用具など)でお困りのことがありましたら、下記へご連絡ください。専門のスタッフが、フィッティングや申請手続きなどの相談支援に伺います。
お問い合わせ先 
 障害者等福祉用具支援本部(月〜金8:30〜17:00)
TEL03-3811-0697 FAX03-3814-5250

  
4.目や耳の不自由な方のご家族や周りのみなさまへ
  目や耳が不自由な方に対応することが必要なご家族やまわりの方に、相談窓口が開設されています。目の不自由な方の移動・食事の支援や、耳の不自由な方への情報の伝え方についてなどのご相談をお受けしています。
お困りのことがあれば、下記の連絡先へご相談ください。
 目の不自由な方
 東北関東大震災視聴覚障害者支援対策本部
 本部:090-1704-0874(終日)
 岩手県:090-1704-2448(終日)
 宮城県:090-1704-0437(終日)
 福島県:024-531-4950(火〜日9:00〜17:00)
 耳の不自由な方
 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部
 本部:03-3268-8847(9:00〜18:00)
 岩手県:019-601-2710(月〜金9:00〜18:00)
 宮城県:022-293-5531(8:30〜18:30)
 福島県:024-522-0681(月〜金9:00〜17:30 土9:00〜12:00)

5.発達障害のある方のご家族や周りのみなさまへ
  発達障害のある方は、日常生活の変化が苦手、感覚の刺激に想像以上に敏感といった特性から、避難所での指示が理解できなかったり、大勢の人がいる環境が苦痛になったりとすることがあります。こうした特性に配慮した、ご家族や周りのみなさまの理解と支援が必要です。
 発達障害者支援センター
 岩手県:019-601-2115(月〜金9:00〜17:00)
 宮城県:022-376-5306(月〜木、土9:00〜16:30)
 仙台市:022-375-0110(月〜金8:30〜17:00)
 福島県:024-951-0352(月〜金9:00〜17:00)

※掲載内容は、平成23年(2011年)4月28日発行の政府広報「政府からのお知らせ 生活支援ハンドブック」より抜粋して掲載しております。

社会福祉法人 南東北福祉事業団
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