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2011.5.2 福島県観光情報 赤瓦の鶴ヶ城

福島県観光情報 Fukushima-tour information
鶴ヶ城(福島県会津若松市)

 会津若松市にある「鶴ヶ城」は、1593年に蒲生氏郷によって建てられたお城です。築城当時の赤瓦の鶴ヶ城
鶴ヶ城は、黒川城といわれ7層の黒塗りの天守でしたが、1611年の大地震「慶長三陸地震」によって傾き、1639年に加藤明成の手によって5層の天守へと変わりました。
 明成の改築の時、鶴ヶ城の瓦は黒色だったが強度が弱く冬の寒さに耐えられず割れてしい修繕を繰り返していました。その後、会津を任された徳川家光の弟・保科正之は、鶴ヶ城の瓦を「雪国でも割れにくい瓦」に変えるため、本郷焼の祖と言われる水野源左衛門、その弟である長兵衝(初代瀬戸右衛門)に命じ、雪国でも割れにくい瓦を研究・開発させて出来た瓦が、鉄油という上薬をかけて焼いた「赤瓦」だった。
平成23年4月に黒い瓦からのリニューアルが終わった鶴ヶ城は、現在唯一天守の形を持った赤瓦のお城として蘇りました。
赤瓦の鶴ヶ城 赤瓦の鶴ヶ城 赤瓦の鶴ヶ城

社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
撮影(写真提供): 事務課 伊澤孝夫
カメラ:Nikon D5000

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