2011年6月28日
ワンポイント在宅介護
〜いきいきと自分らしく年をかさねていけるように〜
有料老人ホームとは老人福祉法第29条に規定されており、高齢者が入居して入浴や排せつ、食事や介護サービス等を提供する施設のことを言います。
有料老人ホームには大きく分けて健康型・住宅型・介護付の3つの類型があります。
健康型:自立した生活を送ることのできる高齢者を対象とした施設です。
要介護状態になった場合、退去しなければならないことから施設の数は他の2類型に比べ少ないです。
住宅型:介護保険サービスの特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設です。
基本的に介護サービスは有料老人ホームのスタッフが提供します(一般型)。
介護付:食事の提供、見守りサービスのついた高齢者の住まいです。
介護サービスは外部の在宅介護サービスを利用することが可能です。
■有料老人ホームに入るとどんないいことがあるの?
・突然倒れても、すぐに誰かが来てくれる(スタッフが常駐している)
・料理、など家事をしなくていい
・趣味、レクリエーションなどを通じ、親しい友人との充実した生活が送れる
・子供から世話を受けず、自立できる
■何にお金がかかるの?
入居一時金・介護費用・管理費・食費・水道光熱費・個人的な生活費など
※施設によって料金は違いますので、申込み前に必ずご確認ください。
■選び方のポイントは?
・費用は自分でまかなえるか?
まずはご自分の資金計画を立て、経済的に無理のない施設を選びましょう。
※ご家族の協力を得ることができるかも検討しましょう。
・介護はどこまでしてくれるのか?
病気になったら、寝たきりになったら、認知症になったらなど、どういう時に何をしてもらえるのか具体的に確認しておきましょう。
・雰囲気は自分に合うか?
見学、体験入所して自分に合っているかをじっくり選びましょう。
・生活スタイルが自分に合うか?
自分の生活スタイルを今一度振り返り、ある程度自分の意向がかなう所を探しましょう。
※詳細はケアマネジャーやお近くの地域包括支援センターにご相談下さい。