2011年7月23日
認知症対応型共同生活介護（グループホーム）は、認知症を持つ高齢者が9人以下の少人数で共同生活をしながら、入浴、排せつ、食事等の日常生活上のお世話、機能訓練をしてもらえる施設です。利用者は、原則として、施設の所在地の市町村に住んでいる認知症要介護高齢者です。
■どんな人が入居できるの？
・医師の診断により認知症と診断を受けた方で要介護認定 要支援2〜要介護５までの方
■利用することの利点は？
・少人数（１ユニット5〜9人）の中で「なじみの関係」をつくり上げることによって、生活上のつまづきや行動障害を軽減し、心身の状態を穏やかに保つことができる
・食事の支度、掃除、洗濯等をスタッフの手を借りながら各自ができる部分を行い、家庭的でゆったりと安定した環境の中で、高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、潜在的な力をのばすことができる。
・家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症の症状の改善や進行の防止を図る事ができる。
■利用者の費用負担は？
・介護保険の費用の1割と家賃、食事代などで月10万〜20万程度かかり、施設によって料金は違います。ご利用前に必ず確認しましょう。
※詳細はケアマネジャーやお近くの地域包括支援センターにご相談下さい。
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