2011年8月11日
立ち上がる時や階段で膝が痛むなんて事はないでしょうか？原因の一つに変形性ひざ関節症というものがあります。膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となって、ひざの関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。
中高年の方に多い病気ですが、とりわけ女性に多く、５０歳以降になるにつれて患者さんの数が増えていきます。最初の頃は痛みがすぐに治まったり、痛みがあっても年のせいだとあきらめたりして病院に行くまでもないと思う方が多いようです。適切な治療を受ければ症状を緩和したり、進行を遅らせることが出来ます。
あなたのひざは大丈夫？
〜変形性ひざ関節症チェック項目〜
□こわばった感じがある
□ひざの内側に痛みがある
□歩きだす時や動きだす時にひざが痛い
□階段の昇り降りのとき、ひざが痛い
□ひざの痛みでなかなか寝つけない、または目が覚めてしまう
□ひざが曲がらなくなってきた、または完全に伸びなくなってきた
□ひざの周りが腫れている
□ひざに水がたまっている感じがする（重苦しいなど）
□ひざが熱っぽい
□太ももの筋肉が落ちた
□靴の底が偏って擦り減っている
□しゃがめない、またはしゃがんでいると痛くなる
□正座がしづらい、または正座ができない
□片足立ちが痛くてできない
□自分で靴下をはいたり脱いだりすることが難しい
□この1ヵ月のあいだでひざ膝が痛くて外出を控えるようになった
以上の項目でいくつか当てはまる方、変形性ひざ関節症？！かもしれません。まずは、かかりつけの医師・整形受診をし、専門の方に診断してもらいましょう。
次回のワンポイントリハビリでは、「自宅でできる膝の痛み解消法」を紹介します。
2011.8.16掲載 自宅でできる膝の痛み解消法はこちら!!
